2010年7月27日 [火]
QLifeは、開業医の漢方薬処方の背景や今後の意向についてアンケート調査をした。診療所の院長200名から回答を得た。
それによると、漢方薬の処方に積極的なのは「収益好調な」医院に多いことが分かった。また、漢方薬の処方は、治療効果以外にもメリットがあるようで、「患者との関係」「再診率」が向上するとした開業医が多い。特に「患者層に更年期女性が多い」医院で、それらのメリットが大きいようだ。
さらに、3人に1人は今後「漢方薬を増やす」とし、既に積極的に使っている医師ほど増やす意向が強い。「西洋薬のみでは限界」「エビデンス情報の増加」などが理由の上位。ただし、「エビデンス・メカニズムが不明確」「効果に疑問」「剤形の選択肢が乏しい」などの点で増やしにくいと考える医師も少なくない。現在使っていない医師は今後も使わない傾向が強い。
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