診療所も開始した「明細書」 患者の4人に1人は「内容みない」ものの、8割が「請求額に安心できる」評価

2010年7月30日 [金]

QLifeは、今年度から多くの医療機関の会計窓口で原則発行義務化された「明細書」について、患者にアンケート調査をした。2010年4月以降に医療機関を受診した全国511名から回答を得た。

それによると、領収書とは別に明細書が無料発行されることを患者の7割が知っており、実際に受け取ったことがあるのも9割近くにのぼった。ただし、第一印象は「領収書と差がない」「2回目からは不要」などさまざまで、内容を見ることさえしなかった人も24%いた。65%が「裏側を広告に使うべき」とした。

明細書のメリットは、「請求に安心」「医療機関に信頼感が増す」が多かった。「医療を勉強しやすく」「治療内容について医療者と話しやすく」という人も5割を超えた。患者の約半分が、過去に請求に疑問や不信感を抱いたことがあるが、質問をしなかった人も多く、こうした経験を持つ人の方が明細書の発行を高く評価していた。

★詳細は、QLifeSQUAREのこちらの記事より

果たして患者側の感想は?反対意見も多かった「医者の明細書」―病院に続いて、多くの医科診療所でも無料発行義務が開始

★詳細なレポートのPDFファイルは以下より

当の患者はどう見ているか?「医療機関の明細書発行」に関する調査

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