2018年5月23日 [水]
QLifeは、QLife会員を対象に、5月9日~14日にかけて「麻疹(はしか)についての緊急アンケート」を実施。704名から回答を得た。調査の詳細な分析は医療情報サイトQLifeで掲載( https://www.qlife.jp/square/healthcare/story63759.html )している。
国立感染症研究所「感染症発生動向調査」によると、2018年5月16日現在の国内の患者数は149名、厚生労働省も4月27日に「麻しん対策の更なる徹底について」「麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について」、5月16日に「麻しんの予防接種の推奨の周知について」を次々と通知するなど、感染拡大に注意を払っている。
麻疹(はしか)の罹患歴について聞いたところ、「罹った」と回答したのは54%、「罹ったかどうか覚えていない」と回答したのは29%だった。また、ワクチン(予防接種)については、半数以上が「覚えていない」と答え、「受けた」と回答したのは27%にとどまった。
罹患経験が「ない」または「覚えていない」と回答した1989年以前生まれ(2回接種対象外)の人で、ワクチンを2回接種したことのない人(266人)を対象に、今後のワクチン接種の意向についてたずねたところ、45%が「接種したい」、55%が「接種したくない」と回答した。
▼【はしか緊急アンケート】ワクチン接種57%が「覚えていない」【QLアンケート】
https://www.qlife.jp/square/healthcare/story63759.html