2014年9月22日 [月]
QLifeは、病院検索サイト「QLife」(http://www.qlife.jp/)で、「比較的空いている時間帯」「科目別の混み具合状況、予約の取りやすさ」など混雑情報の掲載を開始した。すでに5千以上の医療機関について情報が一般公開されている。
「待ち時間」は病院に対する不満のNo.1(※1)であり、患者には混雑情報を知りたいニーズは大きい。一方の病院側にとっても、患者数を平準化できる経営上のメリットは大きい。様々な理由(※2)で予約制を採用しない医療機関は多く、待ち時間の粗密は避けられないためだ。
QLifeが公開する混雑情報は、利用者(患者や家族)による情報だけでなく、医療機関自身から直接提供されたものもある。また、曜日と時間帯だけでなく、「毎月の第2、4週が混む(2週間処方が多いため)」「院長先生以外の医師を指名すると早い、継続薬をもらうだけなら」といった個別の内容もある。
(※1)厚生労働省の「平成23年受療行動調査」によると、受診患者の25%が「診察までの待ち時間」に不満を感じており、最も不満割合が高い項目である。
(※2)「急を要する近隣の患者が受診しやすいように」「症状によって診療時間の長さが大きく違うため予約時刻を守れない」「予約管理の手間やキャンセル時のデメリット面が大きい」などが主な理由である。
混雑情報の例:
▼QLife病院検索
http://www.qlife.jp/