2014年10月17日 [金]
QLifeは、子どもの予防接種について、保護者を対象とした大規模調査を行った。全国から約9400もの回答が集まり、また、積極的に記入・回答する保護者も多く、興味・感心の高さがみてとれた。調査対象は、調査対象施設で予防接種を受けている未就学児の保護者で5月8日から7月31日まで、小児科等91施設で、施設ごとに来院保護者にアンケートチラシを配布。回答はFAXまたは、インターネット経由で行われた。なお、今回の調査はサノフィ株式会社のスポンサードのもと、実施された。
今回の調査で、医師や看護師とのコミュニケーションが予防接種を受けるうえで非常に重要であることが分かった。
◆86.2%がかかりつけの医療機関で予防接種を受けている
◆予防接種を受けるスケジュールについて、90%以上が、意見交換や希望を伝えるなど、医師や看護師とのコミュニケーションを経てスケジュールを立てている。
◆60.4%が医師・看護師・受付スタッフの「予防接種に関する説明はわかりやすい」
◆ワクチンについて疑問があったとき、75.3%が「聞きやすい雰囲気だった」
アンケート実施施設の1つ、星川小児クリニックの山本淳院長は、今回の調査結果について、
また、市境、県境などの特殊な場合もあるとは思うが、全体として80%以上が、予防接種を受けさせる医療機関が病気のときのかかりつけ医にもなると回答しており、予防接種の機会を通じた信頼関係づくりが、患者側からも求められているのだろうと感じた。寄せられた意見を大切にして、安心、安全な予防接種をすすめていきたい。
とコメント。小児科のスタッフや医師とのコミュニケーションの重要性を強調した。
詳細な調査結果は、以下よりダウンロード可能。
⇒http://www.qlife.co.jp/news/141017qlife_research.pdf
【実施概要】
(1) 調査対象: 調査対象施設で予防接種を受けている未就学児の保護者
(2) 有効回収数: 9465人
(3) 調査方法: 小児科等、91施設で、施設ごとに来院保護者にアンケートチラシを配布。FAXまたは、インターネットによる回答
(4) 調査時期: 2014/5/8~2014/7/31
▼調査結果記事
http://www.qlife.jp/square/feature/q_research/story43843.html
▼調査結果報告書
http://www.qlife.co.jp/news/141017qlife_research.pdf