2017年10月31日 [火]
QLifeは、医療機関(耳鼻咽喉科を標榜するクリニック)に通院中のアレルギー性鼻炎患者2702人を対象に、アレルギー性鼻炎治療に関する意識調査を実施、調査結果を公表した。
調査結果報告書はhttp://www.qlife.co.jp/news/171031qlife_research.pdfからもダウンロードできる。
<調査結果一例>
「1年中、同じ症状がある」と回答した患者は26.1%、「特定の季節だけ」は39.4%、どちらもあるとした回答が34.5%だった。
アレルギーの原因物質について、検査したことがある患者は61.8%だった。検査しておらず、自己判断と回答した患者は17.2%だった。
「とっておく」が最も多く63.3%。ほか、「捨てる」14.0%、「自分以外の人にあげる」0.2%だった。
処方薬で「非常にあてはまる」が最も多かったのが「安全に治したい」で75.8%、次いで「良く効く薬がほしい」74.6%、「全体的に症状を治したい」71.8%の順となった。一方、「全くあてはまらない」が最も多かったのは「眼のかゆみを治したい」で13.0%だった。
市販薬で「非常にあてはまる」が最も多かったのが「早く効く薬がほしい」で41.5%、次いで「安全に治したい」41.3%、「手間をかけずに治したい」41.2%の順となった。一方、「全くあてはまらない」が最も多かったのは「長い期間、使用する分の薬がほしい」で26.2%だった。
処方薬は市販薬に比べて、全般的に期待値が大きく、特に効果や安全性に対する期待値が大きいことが分かった。
▼医療機関に通院中のアレルギー性鼻炎患者 2702人の「治療に対するホンネ」調査
http://www.qlife.co.jp/news/171031qlife_research.pdf