2011年9月22日 [木]
QLifeは、『がん情報不足感調査(がん情報の入手・利用に関する実態調査)』の結果を発表した。
これは、厚生労働科学研究班『国民のがん情報不足感の解消に向けた「患者視点情報」のデータベース構築とその活用・影響に関する研究』の一環として、昨年に実施されたもの。インターネット経由で広く回答を募り、6,560人から回答を得た(内訳:患者本人590、5年内家族1,266、5年内近親者1,040、5年超近親者2,159、未経験1,505)。
それによると、がん患者本人は、情報不足を感じていない人の方が多く、逆に家族や近親者は情報不足を訴える人が多かった。また、20-40代の方が60-80代に比べて情報不足感は強い。一般的に、情報検索・情報媒体利用のスキルも体力も高いと思われる若い層の方が情報不足に苦しんでいるという実態は、この問題の複雑さを示している。
★詳細は、がん特化サイト『QLifeがん』のこちらの記事より
http://www.qlife.jp/cancer/anguish/a_research/story2981.html
なおQLifeは、本年も同じテーマで調査を実施している。