2012年9月20日 [木]
QLifeは、医療に携わる方々の智慧をシェアする総合医療教育コンテンツプラットフォーム「QLifePro メディカルエデュケーションセンター」( http://www.qlifepro.com/education/ )において、医療者はもちろん、医療者を志す学生からも高い注目を集める聖路加国際病院の臨床腫瘍学に関する院内勉強会の動画配信をスタートした。
9月20日現在、「肺がん(胸部腫瘍)」「抗がん薬」「治療合併症、支持療法-2(化学療法合併症 血液毒性)」「がんの生物学・分子生物学」の4講義の動画を公開中。今後もラインアップを増やしていく。医療者限定だが、利用はすべて無料。PC、タブレット、スマートフォンの全てからコンテンツを利用できる。
今回の取り組みについて、聖路加国際病院 腫瘍内科 山内照夫医師は以下にようにコメントしている。
「聖路加国際病院では毎年「臨床腫瘍学講義」を開催しています。今年度は全24回にわたり臨床腫瘍学における総論・各論を系統的に当院医師や外部講師による講義を行っています。本講義は、職員の臨床・専門研修のレベル向上と、がん診療連携拠点病院として“がんに関する網羅的な研修の実施”を目指しており、がん診療に関わる研修医から近隣の開業医や薬剤師など幅広い医療者に公開されています。この貴重な教育研修の機会を一人でも多くの方に提供できるように講義内容を動画で配信することに致しました。日頃のがん診療の一助となれば、幸いです。また、ぜひ聖路加国際病院における臨床腫瘍学講義に実際に足を運んでいただければと思います。講師や当院職員との交流で地域医療連携の輪が広がることと思います。開催日時、講義内容等は弊院HPに掲載しております。皆さまのご参加をお待ちしております。」
また、「QLifePro メディカルエデュケーションセンター」ではほかにも、臨床で活用できるSchemaや、医療ボードで好評だったスライドのダウンロードサービスなども開始。あらゆる医療者の自己学習を支援する総合コンテンツプラットフォームを目指している。
▼QLifePro メディカルエデュケーションセンター