2013年11月01日 [金]
QLifeは、がん治療医(年間20例以上のがん治療を行っている医師)を対象に、「がん治療における漢方薬の処方動向」に関する調査を実施。159人から回答を得た。
調査結果によると、がん治療の現場において漢方薬を処方したことのある医師は約3分の2に上り、しかもうち半数が処方する漢方薬の種類が3年前に比べて増加していると回答した。さらに、「今後、処方において漢方薬が占める割合は増加する」と考える医師が多く、「減る」と考える医師はほとんどいないことが分かった。その背景には、漢方薬の効果が科学的・医学的に解明され、エビデンスに基づいた医薬品であることの認知が広まったことが大きいようだ。また患者から漢方薬について質問されることも3年前に比べて増加傾向にある。しかしながら、今後の処方増加には「エビデンス不足」が障害となるとしている医師も少なくないため、漢方薬のさらなるエビデンス情報の蓄積が求められる。
詳細は、以下よりダウンロードできる。
⇒ http://www.qlife.co.jp/news/131101qlife_reserch.pdf
【調査結果概要】
【調査実施概要】
▼調査主体 株式会社QLife(キューライフ)
▼実施概要
(1) 調査対象:年間20症例以上のがん治療をしている医師
(2) 有効回収数:159人
(3) 調査方法:インターネット調査
(4) 調査時期:2013/10/21 ~2013/10/23
▼調査レポートの詳細は以下より
http://www.qlife.co.jp/news/131101qlife_research.pdf
漢方についての医学的・科学的情報を提供する『QLife漢方』でも後日、解説記事を掲載予定。