2015年8月07日 [金]
QLifeは、医療用の画像送受信&議論システム『QLifeBOX』第2版の提供を始めた。高速で大容量ファイルをやりとりでき、スマートフォン(iPhoneでもandroidでも)でDICOM閲覧が可能。インターネット接続さえできれば医師は無料で利用できる(企業は有料)。既に利用医師は40の急性期病院におよび、症例検討、ノウハウシェア、新人教育の場としても活発に使われている。たとえば大阪大学が低侵襲心臓手術の最新ビデオを月2回ペースで希望者に広く紹介している。⇒https://qlifebox.jp/handai/
『QLifeBOX』は2013年1月に初版提供されて以来、医療現場ニーズに応じて3回の改良が繰り返され、このたび大幅な刷新が行われた。類似サービスと比べて2-3倍のスピードでファイル送信でき、移動中であってもスマホでDICOM画像を見ながらの相談ができる。相談相手を新たに追加するときでも、重いファイルをふたたび送信する手間は不要。施設間、先輩・後輩医師間、医療機器メーカ担当者とのやりとりが、迅速・安全・低コスト化する。
利用者から、「緊急症例で毎週のように助かっている」(病院)、「新入社員の立ち上がりが短縮化した」(医療機器メーカ)、「英語版があるので海外も同時にやりとり」(大学)など、高い評価を受けている。
『QLifeBOX』の特徴は以下の通り。
なおオプションサービスで、症例データベース(レジストリ)や勉強会の土台としての利用もできる。「部外者には存在すらも見えないクローズドのタイプ」と「勤務先の垣根を超えて自由に参加できるオープンタイプ」の2種類が作成可能で、どちらも既に複数運営されている。
▼QLifeBox
https://qlifebox.jp/video/