肺がん患者さんの治療意欲を向上させるには? 九州大学大学院 中西洋一教授と元フットサル日本代表 久光重貴さんによるスペシャル対談 「あきらめない肺がん治療 患者さんの治療意欲向上が期待できる次治療の存在」「QLifeがん」 で掲載

2016年9月29日 [木]

▼QLifeがん「対談:あきらめない肺がん治療 患者さんの治療意欲向上が期待できる次治療の存在」
http://www.qlife.jp/cancer/cure/story10338.html

QLifeは、がん治療についてのさまざまな情報をわかりやすく伝える情報サイト「QLifeがん」で、日本肺癌学会が患者さんへの正しい情報の普及を目的に設置した「肺がん医療向上委員会」の委員長を務める九州大学大学院附属胸部疾患研究施設教授の中西洋一先生、肺がん医療向上委員会広報大使を務める日本フットサルリーグ(Fリーグ)の湘南ベルマーレの選手である久光重貴さんによるスペシャル対談「あきらめない肺がん治療 患者さんの治療意欲向上が期待できる次治療の存在」を掲載した。

QLifeが2016年5月に発表した「肺がん治療における、患者ならびにその家族の治療意識に関する調査」によると、「最初に使用する抗がん剤が効かなくなった場合でも、次の抗がん剤があること」が患者さんの治療意欲の向上につながることが分かっている。また、患者の治療意欲向上の源として、最も多かったのは「信頼できる医師との絆・出会い」だった。それを受け、お2人に「あきらめない肺がん治療」について、対談を行っていただいた。


(左)九州大学大学院附属胸部疾患研究施設教授 中西洋一先生
(右)肺がん医療向上委員会広報大使 久光重貴さん

対談記事は以下より。
QLifeがん「対談:あきらめない肺がん治療 患者さんの治療意欲向上が期待できる次治療の存在」

【対談者プロフィール】

中西洋一(なかにし よういち)
九州大学大学院附属胸部疾患研究施設教授
1980年3月九州大学医学部医学科卒業、1984年4月佐賀医科大学医学部助手、1985年9月アメリカ合衆国National Cancer Instituteに2年間留学、1990年5月九州大学医学部胸部疾患研究施設助手、1992年6月九州大学医学部胸部疾患研究施設医局長、2003年5月九州大学大学院医学研究院教授、2003年7月九州大学病院臨床研究センター(現ARO次世代医医療センター)センター長、2010年5月九州大学主幹教授
日本呼吸器学会(理事、専門医制度審議会 会長)
日本肺癌学会肺がん医療向上委員会委員長
久光重貴(ひさみつ しげたか)
湘南ベルマーレフットサルクラブ
1981年7月8日生まれ 神奈川県(横浜市)出身
ヴェルディ川崎ジュニアユース(当時)から帝京高校でサッカーを経験し、卒業後フットサルを始めるカスカヴェウ、ペスカドーラ町田でプレーをしたのち、2008年から湘南ベルマーレに所属。2009年には日本代表、2010年チームキャプテン2013年7月右上葉肺腺がんが見つり、現在も抗がん剤治療を続けながらトレーニングを続け、2014年2月フットサル選手として復帰。治療と選手生活の傍ら、2015年7月に一般社団法人Ring Smile(リングスマイル)を設立し、小児がんなどの患者・家族の支援活動を展開。日本肺癌学会の肺がん医療向上委員会の広報大使も務める。

【参考資料】
肺がん治療における、患者ならびにその家族の治療意識に関する調査

患者の7割が最初に使用する抗がん剤が効かなくなった場合でも、「次の抗がん剤がある」ことを聞いて、治療の意欲が向上する

【Q】医師から「最初に使用する抗がん剤が効かなくなった場合でも、次の抗がん剤がある」ということを聞いて、あなたの治療への意欲は上がりましたか。

「次の抗がん剤がある」説明を5割の患者が受けている
実は9割の患者が治療開始時に「次の抗がん剤がある」ことを知りたいと考えている

【Q】「最初に使用する抗がん剤が効かなくなった場合でも、次の抗がん剤がある」ということを、あなたは医師から聞いたことはありますか。

【Q】最初に使用する抗がん剤が効かなくなった場合でも次の抗がん剤があることを、最初の抗がん剤治療をする際に医師から説明してほしいと思いますか。

患者家族の7割が「次の抗がん剤がある」ことが分かると「安心する」

【Q】家族の抗がん剤治療において、もし医師から「最初に使用する抗がん剤が効かなくなった場合でも、次の抗がん剤がある」ということを聞いたら、あなたは安心すると思いますか。

患者の治療意欲向上の源、最も多かったのは「信頼できる医師との絆・出会い」

【Q】どういうことがあなたの治療への意欲向上につながっていますか。もしくはつながると思いますか。【複数回答】

※上位3つのみ表示

▼調査主体
株式会社QLife(キューライフ)

▼実施概要
(1) 調査対象: 抗がん剤(分子標的薬含む)治療を行ったことがある肺がん患者とその家族
(2) 有効回収数:患者100人、患者家族300人
(3) 調査方法: インターネット調査
(4) 調査時期: 2016/4/27~2016/5/2

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