抗がん剤の副作用 「気分の落ち込み」「倦怠感」「口内炎」などの抗がん剤の副作用 半数以上が「思っていた程度と異なる」 約4人に1人が「抗がん剤の副作用軽減のために、漢方薬を使ったことがある」

2016年11月01日 [火]

漢方専門メディア「QLife漢方」がん治療と漢方 患者実態調査

QLifeは、漢方薬の効果や効能、医学的・科学的情報を、わかりやすく伝える漢方専門webメディア「QLife漢方」(http://www.qlife-kampo.jp)で、抗がん剤治療を受けたことのある人を対象に、抗がん剤の副作用に関するインターネット調査を行った。調査期間は2016年9月28日~10月3日。

抗がん剤の副作用として代表的な「気分の落ち込み」「倦怠感」「口内炎」「手足のしびれや痛み」「食欲不振」について、その副作用の程度が治療前に見聞きしていたイメージと異なるかどうかについて聞いたところ(「症状無し」は除外)、「思っていたのと同じくらいだった」と回答したのは2~3割前後にとどまり、治療開始前のイメージとギャップがあることが分かった。「倦怠感」「手足のしびれや痛み」「食欲不振」でそれぞれ4割弱の患者が思っていたよりも「非常に」「やや」重かったと回答。一方、口内炎では半数以上が思っていたよりも軽かったと回答した。

がん治療における漢方薬の効果については、科学的にも解明がすすんでおり、信頼できるエビデンスや論文も次々と発表され、漢方薬を処方する医師も増加している。今回の調査でも3割が「漢方薬を使ったことがある」「(医師との会話の中で)漢方薬を使うことが話題になった」と回答した。

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