T.K.デザイナー
2007年1月、株式会社パズルにデザイナーとして入社。
2008年8月、株式会社スパイスに入社。
デザイナー、ディレクターとしてWEB・映像・アプリなど制作。
2018年2月よりQLifeに入社。自社メディアのグロース、アプリの制作に関わり、
現在は医療関連企業向けのソリューション開発ディレクションを担当
QLifeの前はデザイン制作会社で15年ほどデザイナーをしていました。世の中のデザイン志向がよりモダンになるといった変化を感じた時、前職が長かったこともあり、自分も新しいことを始めたいと思ったのが転職のきっかけです。また、前職では代理店とキャンペーン広告などを期間限定でつくることが多かったので、自社メディアなど一つのサービスに長く関わりたいとの思いもありました。QLifeは、医療という人々の日常生活に密接なサービスを扱うことに魅力を感じ、自分が培ってきた経験を医療の世界で活かしたいと思って入社を志望しました。
現在は、製薬会社のマーケティングを支援するツールの制作に携わっているのですが、クライアントと直接コミュニケーションを取りながら企画段階から納品後の運用まで関わる点に、とても手応えを感じています。改善点などの要望をダイレクトに受けることで、納得してさらに良いものに磨くことができるからです。そして、実際にローンチ後、患者さんなど困っている方に使ってもらい、役立てられていることに、大きなやりがいを感じます。
私のチームはデザイナー、ディレクタ、エンジニアと、異なる職種のメンバーが所属。テクニカル面で疑問があるときは、すぐに隣のメンバーに相談することができ、こうしたほうがいいのではという意見をお互いに出し合うようにしています。そのおかげで、私自身の知識が増え、UIを作るうえでどうすべきか、クライアントの課題解決のためにどうすべきかなど、考慮できる部分が増えたと実感しています。今後も周りのメンバーの力を借りながら知識を増やし、デザインだけでなくテクニカル面も含めて提案できる、マルチな存在になりたいと思います。
デザイナーとしてのスキルアップができることはもちろん、一緒に働くメンバーが同じ方向を向いて、同じ想いを抱いていることが、働きやすいと感じる部分ですね。チームは互いの距離がとても近く、専門領域を超えて意見を言い合えるし、困り事も相談しやすい。また、2019年に企業理念をつくり直し、同時にコーポレートロゴもリニューアルすることになり、私はそのプロジェクトリーダーにアサインされ、全社員にアンケートを行ったのですが、多くの社員が「温かい」「親しみやすい」「新しいことをやってくれそう」といったQLifeのイメージを回答してくれました。
こんな会社ですから、チームやプロジェクトにおいて、思ったことを率直に口に出し、自発的に提案し、周囲の力を借りながら仕事を進めていける人が向いていると思いますよ。
クライアントワークが主な業務のため、常にクライアントの目的・やりたいことを共有・理解することを意識しています。まずはクライアントがアプリで実現したいことを聞きとり、しっかり理解すること。それから実現のためにUIでどんな解決ができそうか、可能ならその場でデザインカンプを用意して見ながら話し、こうやって解決していこうという道筋を共有して進めること大切にしています。
患者さん向けのアプリ開発の例を1つ。日々の症状や服薬状況を記録し、グラフのように表示するアプリの製作依頼があります。目的は患者さんが医師とのコミュケーションに使えるようにすること。本来の目的をクライアントからしっかり聞き取って理解したうえで、どうしたら短い診療時間の中で医師に伝わるか、患者さんが使いやすいデザインにするための工夫をクライアントと一緒に考えます。
ダッシュボードのような見え方にしたり、平均値や数字など一目でわかるデザインにしたり、むしろグラフではないデザインにするなど、いろいろな選択肢を提示することを心がけています。