R.N.エンジニア
大学卒業後、営業を4年半経験したのち転職し、WEB制作会社に入社。
ディレクター兼エンジニアとしての経験を積んだ後、2012年より現職。
現在はソリューション事業におけるメディア・アプリ開発を担当。
製薬企業を主なクライアントとしたマーケティングソリューションを提供する部署に所属し、クライアントの課題を解決するためのメディアやアプリ、LINEbotの開発・運用に携わっています。例えば、がん患者さんの生活に寄り添いたいというある製薬企業の想いを受けて、がん患者さんの生活に関連する情報を発信するメディアを一から開発したり、LINEの通知機能を利用した服薬LINEbotの開発をしたりと、クライアントの課題ごとに、さまざまな提案・開発を行います。エンジニアとしてプログラミングはもちろんですが、受注前の企画段階から営業と一緒に考え、実際に開発を行い、インフラも一部担うなど、上流から下流まで幅広く対応しています。案件増加に伴いメンバーも増え、最近はマネジメント業務も行っています。
サービスに関する意見を直接聞くことができるのは、クライアント案件だからこその良さだと思います。自分が開発に携わったLINEbotを見た別の製薬会社から、「自社でも利用したい」との声をいただいたことがあります。その話を聞いた時は、エンジニアとして制作物が評価されたことを嬉しく感じました。以前は自社メディアを担当で、当時はPHPを主に使用していたため、LINEbotの開発は、Pythonを勉強するところから始まりました。LINEbotはAPIも随時改善されているため、日々追従しながら新しいことを取り込んでいかなければいけません。学びながら作り上げてきた開発案件だからこそ、評価された時の喜びは大きく、今後も継続して良いものを作り上げようという糧にもなっています。
私が担当するのはクライアントがいる、いわゆる納品型の案件ですが、納品後も運用が続くメディアやアプリ、LINEbotが多くあります。嬉しいことに新規案件の相談が多くなってきましたが、新規が増えるということは、その後の運用が増えるということでもあります。運用によるトラブルはつきものなので、問い合わせや不具合が少しでも減るように、小さなことでも改善するようにしています。新しい製品を開発しながら、運用している製品の問題点を考えることは大切です。現在のチームで私は社歴が最も長く、開発当時のことや細かい仕様を私しか知らないということも。問題点や改善点を日々考え、必要に応じて提案や行動に移すという意識をより持つようにしています。
行動指針として、立場や職種に関係なく良い意見を取り入れる、人の意見に耳を傾けるということを普段から心掛けています。QLifeは全社的に、打ち合わせが多い会社。エンジニア・ディレクター・デザイナーと複数の職種メンバーがチームに在籍し、部署やプロジェクトごとの打ち合わせとなれば営業や編集メンバーが加わって話し合います。立場や職種によって意見を否定することなく、良い提案に対してはGOが出るような社風なので、私自身も人任せにせず、改善点を見つけて提案を自主的に進めていくようにしています。立場や職種が違うメンバーと打ち合わせをするからこそ、自分とは違う視点からの意見を得ることができ、新しいアイデアが生まれる。全員でより良いものを作り上げていると実感します。