H.G.テクニカルディレクター
2003年5月 株式会社ナノ・メディアに入社
携帯電話向けアーティスト公式サイト等のプロデュースやディレクションを担当
2013年4月よりQLifeに入社
自社メディアのグロース、新規サービスの立ち上げに関わり、
現在は医療関連企業向けのソリューション開発ディレクションを担当
製薬企業を主なクライアントとしたマーケティングソリューションを提供する部署の中で、テックソリューションチームのマネージャーをしています。営業が案件を獲得してきた後、企画段階から案件に携わります。クライアントにどいうものを作りたいかをヒアリングし、実際にサービスにどのように落とし込むかを考えます。技術的な部分はある程度は判断しますが、エンジニアやデザイナーに意見を仰ぎながらサービスを具体化させていきます。無事にクライアントと企画内容が合意でき、開発に入った後は、品質管理から納品まで、全体の進行管理を行います。また、マネージャーとして一人一人が自走できるチームを目指しています。もちろん必要な場合はアドバイスをしますが、指示を出して動くのではなく、まずは自分で判断して何かしらの答えを出してもらうようにしています。今後はチーム内の勉強会などを実施して知識を共有するなど、メンバー全員で高めあっていきたいと考えています。
疾患によって課題は異なるため、一つの方法が全てのクライアントに当てはまるわけではありません。webコンテンツ、アプリの開発だけでなくLINEのChatbotなど新規のサービスを開発することもあります。そのため、デジタル技術をもってどう課題を解決していくのか、企画力や実行するための新たなスキルを身に着ける事ができ、今後も新しいサービスに携わる可能性が広がっているという点は、QLifeだからこそ経験できることだと思います。また、プロジェクトは営業、エンジニア、デザイナー、エディターと異なる職種のメンバーが集まって動いていくため、自分ではもっていない視点からの気づきを得ることができるのはとても面白いです。自分の作ったものが患者さんの生活に変化を与えることができると考えると、日々やりがいを感じながら仕事に取り組むことができます。
医療というと難しく感じると思いますが、薬剤や疾患の知識がないからできないということはありません。重要なのは「こういうコミュニケーションの取り方をすると使う人はどう感じるのか」と患者さんの視点に立って考えることです。私自身も医療知識は0でQLifeに入社したのですが、やるたびにいろんな気づきを得ることができます。医療業界にはデジタルで解決できることがまだまだあり、新しいテクノロジーはどんどん生まれています。医療業界の課題を一つでも多く解決するため、新たなソリューションをひとつでも多く作っていきたいと考えています。
プロジェクトを進めるにあたって重要なのは、クライアントを含めどれだけ一体感を出せるかだと思います。その為に必要なのは信頼を得ることだと考え、相手がイメージしているもの以上のアウトプットをする事を心がけています。例えば、約束している期日よりも早く資料を提出することや、相手が何を望んでいるか本質的な部分を意識し先回りした情報を資料に盛り込む、など、奇を衒うことではなく、細かい積み重ねで信頼を得るということです。自分だけでなく、チーム全体でこれからも続けていきたいです。